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丹後七姫伝説のご紹介・乙姫

 
この冬の「かに寿司」を召し上がれ。
丹後の「ばら寿司」に使う「さば」がお寿司の中にサンドされています。


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乙姫



 子供の頃から、浦島太郎(乙姫様)と羽衣天女のお話は慣れ親しんできました。
その御伽噺のルーツは丹後にあります。古くより韓国・中国との交流の玄関として丹後は存在しました。
丹後は、大陸から船出して一番近い外国だったのです。
物語もそうして船と共に訪れ、やがてかたちを変えて日本の御伽噺となりました。
浦島子又は水の江の浦嶼子(筒川嶼子)はそれぞれ網野と伊根に実在の記録とお話が残っています。
丹後半島全体に及ぶ一大勢力があったからと簡単に推察できるでしょう。
歴史上一番古い「日本書紀」に丹後の物語としての乙姫・天女が記録されています。


網野の浦島伝説


嶋子が釣をしていると美しい乙姫と出会いました。

乙姫の両親のいる竜宮城であまりの楽しさに、三年過ごしてしまいました。

望郷にとらわれ丹後に帰ると、屋敷跡には雑草が繁り知人は一人として残っていませんでした。

「竜宮へ再び帰ってくるなら、決して中をあけないで下さい。」と言われた小箱を嶋子は開けてしまいます。
そしてお爺さんになってしまいました。



このように、口伝で伝えられる内に現在の浦島太郎のお話に確立されてきたようです。

すっかり日本のお伽噺ですね。 

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丹後の「ばら寿司」です。
各家庭によって味が違いますが、甘口・少し濃いめの酢が特徴です。
おいしいですよ。

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by ryouriryokanishi | 2013-02-17 09:41 | お話(丹後七姫伝説)  

丹後七姫伝説のご紹介・川上摩須郎


2月7日15:00
雪はまだ降っていませんが、先ほどから風が強くなりました。
私以外は歩いていたら飛ばされそうな風です。

道路状況はこちらからご確認下さい。



丹後のお姫様、今日は久美浜町のお姫様です。
「川上摩須郎女さん」がご紹介されないケースの場合、「由良の安寿姫」が七姫に入ります。
由良海岸は丹後ではなく、舞鶴になりますので、「丹後七姫」には入りません。
有名な「安寿姫」の物語はまたの機会に・・・



川上摩須郎女(かわかみのますのいらつめ)


三世紀末から四世紀初頭にかけて「丹波の国王」として君臨していた丹波道主(たにはのちぬしのみこと)の奥方が川上摩須郎女でした。

大和朝廷によって日本が統一されるまで、日本各地には大小の国があり、それぞれに「国王」がいたと考えられています。

二人には一男三女が生まれ、三人の娘はすべて当時の垂仁天皇の奥方となりました。長女比婆須比売命(ひばすひめのみこと)は皇后となり、景行天皇やヤマト姫が生まれたそうです。

国同士の勢力攻勢のその時代、天皇家に無視できない勢力が丹後にあったといわれています。(丹後王国の海部氏・丹波氏・日下部氏は同族とされています。)

夕日ヶ浦より車で三十分くらいの久美浜町「伯耆谷(ほうきだに)」にこの一大勢力の遺跡が今も残っています。



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      「かにの天ぷら」、岩塩でお召し上がり下さい。
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by ryouriryokanishi | 2013-02-07 14:54 | お話(丹後七姫伝説)